夜道、最初の事件

今日は夜道を我が家に迎えてから初めて事故を起こしてしまった。転落である。幸い大きな転落ではく、夜道に外傷は見られない。挙動もいつも通りだ。しかし油断は禁物。よく経過観察し、異常が認められればすぐに病院に連れて行こうと思う。以下、事故のレポート。


経緯:

今日は気温が暖かかったため、正午、日光浴をさせるために夜道をタッパーに入れてベランダに移動。つでに体重も測定。72.8g。
10分程歩かせると排尿があった。夜道がベランダ隅の排水溝に行こうとした為、甲羅を親指と中指で持って静止させる。そのまま地上15cmの高さに持ち上げ、移動させた。
その移動途中、夜道が飼い主の中指を蹴飛ばす。その際中指が外れてしまう。中指が外れたことにより親指に押された夜道は、半周ほど回転しながら頭側を下にして地面に落ちた。地面はコンクリの上にプラスチックのような塗装が施されている。体感としては、コンクリに新聞紙を6枚くらい敷いた程度の硬さ。
コンという硬い音が鳴った。夜道が首をひっこめていたか否かは、ちょうど死角になっていたため確認できなかった。飼い主が5秒程パニックになっている間、夜道は四肢と頭を半分程度甲羅から出し、ひっくり返ったままほぼ動いていなかったと記憶している。
正気を取り戻した飼い主がすぐに夜道を起こすと、目は通常通り開いていた。甲羅の欠けや割れも確認できなかった。そのまま地面に夜道を置くと、いつも通り歩き出す。1mほど移動すると細切れに排尿、その後すぐに排便。
さらに1mほど移動すると、再度排尿。今度は尿酸が多く含まれていた。
そのまま5分程度観察。目視上は何も変わらずに歩行していた。タッパーに入れて再度体重測定。68.9g。排泄により3.9g体重が減ったことになる。その後すぐにケージへ戻した。
ケージ内に戻ると夜道は小松菜を食べはじめた。目視上、やはり首の動きに異常ない。そのまま四隅に移動して眠りについた。

原因と対策:

まず、飼い主は夜道の甲羅を強く持つことに抵抗があった。いくら硬い甲羅であっても、神経や血管が通っているので強く掴むことはストレスになると考えていた。しかし、これは間違いだった。せめて夜道に蹴飛ばされても指が外れない程度には強く掴まなければならない。夜道にとっては落下のほうが何百倍も痛手であるはずだ。今後絶対に意識しなければならない。
また夜道を持って移動する際、持ち上げる高さが大きすぎた。手て持ち上げる際の高さは5cm以内に抑えて、それ以上持ち上げる場合はタッパーに入れるべきである。


以上がレポートである。落としてしまったことについて、自責の念が尽きない。夜道にはかわいそうなことをした。夜道が落ちた瞬間、絶叫してしまった。夕方ごろ夜道が目を覚ましたから、レタスを与えて水分補給させた。挙動に問題は無さそうだ。今は夜で、もうとっくに消灯したが、心配で小屋を覗いたりしてしまう。
ちゃんと呼吸に合わせて夜道の足が揺れている。死ななくて、本当に良かった。

 

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